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台湾の蝶(撮影10月7日・8日)ーその①

10月7日から9日まで・2泊3日の日程でTさんと台湾へ出かけた。
出発の数日前に台風23号が発生し、気を揉んでいた。6日ごろまでには台風通過見込みの予報がでたので喜んだのもつかの間、なんと立て続けに24号の発生!慌ただしい旅立ちとなったものの、どうにか無事に台湾へ到着することが出来た。今回はTさんにネットを駆使し、綿密なスケジュール表を作成していただいた。宿泊先・移動・食事・買い物等・・・旅行中想定される一切の行動についてタイムスケジュールまでお膳立てしてもらったので、旅に不慣れな私もいささかの不安もなく素晴らしい撮影行ができた。Tさんには只々感謝である。
7日は曇天。時々日が差したり、しばし霧雨が降ったりするような空模様ながら、どうにか撮影可能な状態であり意気揚揚とホテルを出た。台北のホテルからバスとタクシーで向かったところは≪牛伯伯胡蝶園≫温室のようにネットで覆われた蝶の飼育施設が数棟ある1000坪ほどの園である。敷地の塀もなく裏山との境はアユのような魚が泳ぐ小川である。側の道路から勝手に園内に入ることもできる。古びた飼育施設の殆どが使用されておらず1棟のみ、メスシロキチョウが数頭飛びまわっていた。手入れの行き届いた蝶園をイメージしていたので、一瞬ひいてしまったが園内に足を踏み入れると、たちまち印象が一変♪なんと足元にはブルーの煌めきの美しい蝶が吸蜜中。あたりを見渡せばアゲハ蝶やマダラ蝶が飛びまわっている。園内は林のなかのような雰囲気で池もあり、蝶の食樹や食草、吸蜜源の花々が散策路ぞいにしげっている。管理人は7代?くらいで片言の日本語や英語が話せる好々爺といった印象で懐かしい知己に出会ったような感じがした。しかも入園料もフリー。蝶の図鑑も販売しているが押し売りじみたところはまるで無い。こちらから尋ねなければ図鑑を販売していることさえわからない有様である。じつに奇特な蝶園であった。
※以下はこの蝶園で撮影した蝶
                                 ※ ↓ オオルリモンアゲハ
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                                 ※ ↓ ナガサキアゲハ
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                                 ※ ↓ ハイイロタテハモドキ
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                                 ※ ↓ コモンマダラ
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                                 ※ ↓ マサキルリマダラ
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                                 ※ ↓ タイワンシロチョウ
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                                 ※ ↓ シロスジマダラ
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# by mhidehide | 2013-10-11 23:59 |

イワカワシジミの日(10月2日撮影)

  リュウキュウウラナミジャノメやリュウキュウウラボシシジミなどをお目当てにTさんとやんばるのポイントをまわった。気温も高く、強い日差しが照りつける生憎の日和である。
いつものように山中の道路沿いを散策したがウラナミジャノメはTさんが一頭見つけたのみで私は撮れなかった。
あたり一帯のセンダングサにはオオゴマダラやリュウキュウアサギマダラ、ウラナミシロチョウほか数種の蝶が飛び交い、吸蜜や求愛でにぎわっていた。しばらくして、Tさんがイワカワシジミを見つけると、それをしおに面白いようにイワカワシジミがそこここで吸蜜しているのに気づいた。
イワカワは通常、単独でさりげなくクチナシの葉などに静止していることが多く、滅多に会えない蝶である。
それがセンダングサの花でゆっくり吸蜜しているのだ。二人の撮影者が絶えず、周りを動き回っているのというのに側に来てカメラを向けても何ら頓着する気配もない!同じ花で数分以上も吸蜜しているのもざらにあり、UPも撮り放題。実にありえないラッキーな体験であった。ひととおり撮ったあと沢に降り、リュウキュウウラボシもなんとか撮影。その後、ひさしぶりにベニモンアゲハも撮れ、もとの場所へ戻ってみるとイワカワ集団は移動もせず、悠然と吸蜜を続けていた。♂の美しいブルーの開翅こそ撮れなかったものの、10数頭ほどのイワカワを心ゆくまで堪能した記念すべき≪Iwakawa's Day≫となった。
                              ※ ↓ イワカワシジミ
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                               ※ ↓ リュウキュウウラボシシジミ
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                               ※ ↓ ベニモンアゲハ
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                               ※ ↓ タテハモドキ
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※上記の他に見かけた蝶
ジャコウアゲハ、シロオビアゲハ、モンキアゲハ、ナガサキアゲハ、カラスアゲハ、アオスジアゲハ、キチョウ、
ウスキシロチョウ、ナミエシロチョウ、ツマベニチョウ、ウラナミシジミ、ヤマトシジミ、オオゴマダラ、リュウキュウアサギマダラ、アオタテハモドキ、アカタテハ、ヒメアカタテハ、リュウキュウミスジ、ルリタテハ、イシガケチョウ、アオバセセリ、クロボシセセリ、チャバネセセリ。
# by mhidehide | 2013-10-03 17:18 |

晩夏の蝶(撮影9月26日)

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 9月末になり、日中は幾らか日差しが和らいではきたものの、クーラーなしでは凌げない暑さに変わりはない。夜間もクーラーを弱にして寝ている昨今である。
雨あがりの早朝などは、涼しい風を感じることもあるが、陽が上がるにつれ真夏とさほど変わらぬ気温になる。高温と少雨ぎみな夏のせいか蝶の発生も例年になく少ないように思われる。
久しぶりにTさんとやんばるのポイントをまわった。フィールドに至るまでの路傍のインパチェンスは連日の高温と少雨のため、すっかり姿を消している。所々の草深い樹下にインパチェンスの苗がまばらに生えているのが見える。たまに降る雨で湿気のあるところに新たに芽吹いたものと思われる。センダングサは生い茂っているフィールドもあったが、いつでも咲き誇っていたインパチェンスの花はしばらくは見れそうもない。最初のポイントでは、蝶影もチラホラで擦れた個体が多かったので気分をそがれてしまった。けれども移動後の他のポイントでは思いのほか蝶が現れ、成果もまずまず。今後に期待がもてる状況であった。最後のポイントではリュウキュウウラナミジャノメも確認できたので近いうちにウラナミのポイントへ繰り出すことにした。
                                        ※ ↓ アカタテハ
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                                        ※ ↓ アオタテハモドキ
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                                        ※ ↓ コノハチョウ
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                                        ※ ↓ クロボシセセリ
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                                        ※ ↓ クロマダラソテツシジミ
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                                        ※ ↓ マダラコオロギ
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                                        ※ ↓ オオシマゼミ
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                                        ※ ↓ イシガケチョウ
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                                        ※ ↓ リュウキュウアサギマダラ
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                                        ※ ↓ ツマムラサキマダラ
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                                        ※ ↓ ウスイロコノマチョウ
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                                        ※ ↓ ナミエシロチョウ
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                                        ※ ↓ウスキシロチョウ
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                                        ※ ↓ リュウキュウウラナミジャノメ
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※ 上記の他に見かけた蝶
ジャコウアゲハ、ベニモンアゲハ、アゲハ、シロオビアゲハ、モンキアゲハ、クロアゲハ、ナガサキアゲハ、
アオスジアゲハ、キチョウ、ツマベニチョウ、ヤマトシジミ、オオゴマダラ、テングチョウ、ツマグロヒョウモン、
タテハモドキ、ヒメアカタテハ、リュウキュウミスジ、ルリタテハ、アオバセセリ、オキナワビロードセセリ、
# by mhidehide | 2013-09-29 22:47 |