梅雨があけて後の沖縄は、これまでのところ例年なみの気象にもどったような印象である。
去年は雨天曇天続きの一年といってもいいほど日照不足の異常な天候で、やんばるでは一日中晴れた日は月に1度有るか無いかの状態であった。7月になり、しばらく晴天の日が続いたが、ここ二、三日は青空が一転曇るやスコール状の激しい雨に見舞われるという日が続いている。今日も昼前まで、時折にわか雨があったものの午後は雨もあがり、曇りがちな空模様となった。雨に洗われた鮮やかな緑が美しく、普段に増して蝶の訪れの絶えない1日であった。
先月半ばごろから、所用が重なり家を空けることが多い私であったが今日は特に用もなく、外出することもなく、終日家でのんびりと過ごした。庭ではタイワンレンギョウがムラサキの小さな花を咲かせている。この時期にはウスキシロチョウが毎日のように吸蜜にやってくる。時折、庭の方へ眼をむけ、蝶影をみつけるとカメラを片手に庭へ出た。暑い日差しに閉口しながらも吸蜜に慌ただしい蝶へ近づき、4時間ほど撮影を楽しんだ。
※ ↓ ウスキシロチョウ
※ ↓ ヤマトシジミ
※ ↓ シロオビアゲハ
※ ↓ クロマダラソテツシジミ
※上記の他に見かけた蝶
アゲハ、ナガサキアゲハ♂・♀、キチョウ、オオゴマダラ、ツマグロヒョウモン、ウスイロコノマチョウ。