ここしばらく、ぐずついた天気が続いている。
まるで梅雨どきのような毎日で、青い空に輝く太陽が待ち遠しい。それでも、日に何度かは晴れ間があり、つかの間のまぶしい陽射しを浴びると心も晴れる思いである。そんなひとときの嬉しい今日のお客様。
シロオビアゲハは沖縄のどこでも見かけるありふれた蝶である。目の前に飛んできても「ア・蝶が飛んでる」と一瞥があればまだいい方で、振り向いて見るまでの人は、そうはいない。
何にせよ、人はありふれたものには有り難味を感じることもなく、注目されないのは仕方がないことかもしれない。
でも、よくよく見れば、うつくしい!
・・・イヤ、シロオビアゲハに限らず、どの蝶でもよくよく見れば、実に個性的な装いでうつくしいのだが・・・。