カテゴリ:その他( 29 )

東日本大震災

 2011年3月11日に起こった東日本大震災。
 かつてない大地震と大津波。そして今なお終わりの見えない恐怖の原発事故。あれから、ひと月も経つというのに被災地の混沌は続き、原発事故による恐怖が一層の不安となって私たちの心にのしかかっている。筆舌に尽くせぬ恐怖や苦痛や悲しみの渦中にある被災者の日々の過酷さは否応なしに外地にいる私の心を重くする。
 昨日、近所の床屋で髪を切ってもらいながら、理容師とそんな話になった。
彼も大震災以来、マブイ(方言で<魂>の意)が抜けたような状態で、集中力が弱くなり足が地についてないような昨今だという。例えば、意識のどこかで被災地の混沌を絶えず感じ取っており、それに自分がどう対応すればよいのかわからない、もどかしい感情につきまとわれているといった状態とでも言えるのかもしれない。
それまで、当たり前に支え合って生きてきたかけがえのない人たちを失い、家や職場や地域さえ奪われ、生活を根底から破壊されてしまった人たち。そしてそれに追い打ちをかけるような原発事故。悪夢のような現実。
離れた地にいる私に出来ることと言えば僅かな義援金を託すことがせいぜいで、被災地の生活が改善され、傷が少しづつでも癒され、再起への道が開かれるよう祈ることのみである。
あまりに大きな試練の中にいる同胞たちに、こんな通り一遍の言葉を並べることしかできない自分にむなしさを感じる。
 生きるということは、とてつもない災難や不幸と常に隣り合わせであり、平穏無事に命が全うされることが尋常ではないと知っていたつもりながら、そのことを、こんな酷い現実で思い知らされる時がこようとは。
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by mhidehide | 2011-04-10 12:35 | その他

「辺野古合意」を認めない緊急市民集会アピール(全文)

昨夕6:30p.m.名護市役所中庭で開催された市民集会へ参加した。
定刻前から雨が降りだす生憎の天気のなか、カミさんと二人で会場へ向かう。20分前には市役所隣の体育館駐車場まで満杯になっていたので近くの公園に駐車した。私の住む地区では、事前に大会への参加を呼びかける宣伝カーも無かったので、主催者に対して不満をもっていたが続々と会場へ向かう参加者を見て心強い思いがした。
庁舎の狭い中庭や周辺は傘やレインコート姿の参加者で埋め尽くされ、1200名余(主催者発表)の市民が集い、降り止まぬ雨の中で、怒りや苛立ちや、闘いの熱気にみちた集会となった。
※以下は大会で採択されたアピール。

                          「辺野古合意」を認めない緊急市民集会アピール

                      本日、発表された新たな日米合意は、民意を無視した合意であり、
                     県外移設を求める名護市民及び県民の意志に沿うものではない。
                      名護市や沖縄県の同意なく、強行に日米の合意がされた事実は、
                     歴史的に見ても地方自治の侵害であり、民主主義の冒涜(ぼうとく)で
                     ある。
                      国土のわずか0.6%の沖縄に在日米軍専用施設の74%の負担を
            65年間も強いたうえ、さらに新たな基地を押し付けようとする「辺野古
                     合意は」「沖縄差別」そのものである。
                       日米安保条約に沖縄に基地を置くという条文はない。
                     沖縄の米軍基地が、わが国の安全保障のうえで、あるいはアジア及
                     び世界の平和の維持のために不可欠というのであれば、
                     基地の負担は日本国民が等しく引き受けるべきものである。
                       したがって、私たち名護市民は真の地域自治、国民主権、民主主義
                     を取り戻すため、この「辺野古合意」を断じて認めることはできない。

                       私たち名護市民は、名護市に新たな基地はいらない。
                       私たち名護市民は、名護市辺野古への移設に断固反対する。
                       私たち名護市民は、「辺野古合意」の撤回を強く求める。


                                    平成22年5月28日(金)
              
                             「辺野古合意」を認めない緊急市民集会実行委員会
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by mhidehide | 2010-05-29 10:00 | その他

4・25県民大会(4月25日撮影)


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《米軍普天間飛行場の早期閉鎖・返還と県内移設に反対し、国外・県外移設を求める県民大会》に参加した。
今回の県民大会で特筆すべきことは、沖縄県の全ての市町村長がその趣旨に賛同し、超党派で開催したということだろう。大会参加を渋っていた県知事も前日には参加の意志を表明し、当日は意見発表をしている。
9万人余の参加者のかもし出す熱気は、それだけで感動的であった。
参加者の大半は、家族づれや老若男女であり、政党や労組などの組織人がまるで目だたないほどであった。
沖縄の軍事基地のほとんどは、米軍が占領下の沖縄で、県民から土地を強奪してつくったものである。立地条件のいい土地は軍事基地とされ、住民は米軍の銃剣で強制的に立ち退かされ、住居や畑や墓地までもブルドーザーで破壊され、基地が建設された。私自身、子どもの頃、米軍の土地強奪に反対する集会が屡、地域で開かれた情景を今も記憶している。
ジェット機が小学校に墜落した大惨事、トレーラーが空から墜ちた事故、県民の命や人権が蹂躙された基地ゆえの事件や犯罪は枚挙にいとまがない。しかも米軍は不条理な治外法権同様の地位協定に護られ、事件や犯罪を犯しても日本の警察が直接手出しのできない有様である。(最近でも、県民を轢き逃げして死亡させた米兵が『夜間に、あのような場所を人が歩いているということは想定できないことであり、自分に非は無い。』と主張している事件がある。)
戦後60年余を経て、なお沖縄県民の暮らしを脅かしている軍事基地を日本の安全保障のために必要とする論理は話にならない。
さらに、普天間基地の主力部隊である海兵隊の殆んどがグヮムに移転することがアメリカの既定方針となっている状況がある。
日本政府はアメリカに対して堂々と、普天間基地の無条件撤去を要求してもらいたい。
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by mhidehide | 2010-04-26 23:39 | その他

蝶友の散骨(3月6日撮影)

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 昨日・3月7日は、不慮の事故で亡くなった蝶友の一周忌であった。
その前日、故人の意志に則り、近海で散骨の儀礼が執り行われた。故人の身内や友人10数名と共に、蝶仲間の私とTさんも参列させてもらった。冬の沖縄は雨模様の天気が多い。けれど、この日は予報に反して晴れ、初夏のような日和になった。
小型船に乗り込み、海の色が紺色に変わるリーフを越えたあたりで停船。黙祷の後、白い封筒に小分けされた砂状のお骨が参列者へ配られた。船べりから撒かれたそれは、風に舞う白砂のように海へ散った。故人の好きだった曲が流れるなかで、花や酒が手向けられた。参列者が抱えている彼の死への無念や悲しみは一年の時を経て心の内に沈静化したのであろうか。
一瞬、悲しみがこみあげてくる表情を垣間見ることはあったものの、その場の雰囲気は終始、談笑まじりの穏やかなものであった。
その後、港に近い場所で会食があり、その場で故人の製作したCMその他のDVDが上映された。私もTさんも、故人がカメラマンであり、テレビで放映されるCMなども手がけているという話は聞いていたものの、蝶仲間の間では仕事の具体的なことが話題になったことが無いので作品をみて驚いてしまった。
普段TVで何気なく目にしていた印象的なCM動画の幾つかは、なんと故人の作品だったのだ!
県内でお馴染みのCMのほか東京ディズニーランド等のCFやNHKの記録映画等にも係わっていたのである。
飄々とした親しみやすい風貌の故人の知らざる一面に、Tさんともども心地よいショックを受けてしまった。合掌。
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by mhidehide | 2010-03-08 16:35 | その他

謹賀新年

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                                          ※カリアンドラ↑                                         
☆あけましておめでとうございます☆                   
元日を迎えると『今年こそ・・・』とあれこれ想い巡らすことだけは慣例としながら、実行の伴わないことが多い。
平均寿命からすれば、余命残り10数年というところであるが、『親父の寿命(90歳)までは生きられそう♪』と思っているところがあり、焦りのようなものも感じない自分に少々呆れてしまう。
《とにかく、気侭な毎日だけではなく、少しくらい気合の入った事もしなくては・・・》という気持ちを忘れずに(気持ちだけでも)今年の一歩を踏み出すことにしました。(新年早々、シマラナサ過ぎ!)
☆今年も、どうぞよろしくお願いします。

やんばるの元日は昨日の予報より冷え込み、ナント最高気温14℃(最低13℃)という寒い正月となった。これでは蝶の初撮りどころではない。
早朝から曇天の空。時折、小雨がぱらつく生憎の天気である。それでも厚い雲の割れ目から青空が顔を見せる瞬間が数回もあった。わずか2分そこらの間ながら、お天道様から新年を祝福してもらったような気持ちで嬉しい。
※写真は陽が差した折に、あわてて庭へ飛び出して撮った花たち。
                                         ※小梅↓
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                                         ※ノボタンの仲間↓
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by mhidehide | 2009-01-01 12:23 | その他

デジ1 ためし撮り

 これまで5倍ズームのコンデジ1丁で撮ってきたのだが去る6月27日、デジ1を購入した。
出来るだけUPで撮りたいので、蝶を見つけると根気よく歩み寄るのが習性となり、蝶が飛び立つか、留まるかの空気をよむコツも少しは身についたような気も・・・なんて自負したことも。
けれども、自信をもって近づいた途端、アッサリ逃げられたことは数しれず、せめて証拠写真を撮ってから近づけば良かったと悔やんだこともコレマタ幾多・・の経験からすれば、オメデタイKY氏だったのかもしれない(^^;
機種はオリンパスE-420。これまでのコンデジがオリンパスであったことと、《世界一最小・ライブビューデジタル一眼レフ》というコピーに惹かれたのが選んだ理由である。
しかし、世界一最小といっても、コンデジに慣れ親しんできた私にとっては《手軽》とまではいかず、目下悪戦苦闘中である。ここ数日間で撮ったなかで、ブレずに撮れたと思われるものを選んでUPしてみました。さすがにコンデジよりは綺麗に撮れているので、今後はこのカメラで撮ったものが主になると思います。
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                                          ※フタオチョウ
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                                          ※フタオチョウ
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                                          ※カバマダラ
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                                          ※カバマダラ
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                                          ※ツミの幼鳥
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                                          ※近くの公園
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                                          ※ユウナ
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                                          ※ユウナの花
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                                          ※初孫
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                                          ※ベニモンアゲハ
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                                          ※ベニモンアゲハ     
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                                          ※オキナワツノトンボ
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                                          ※ノボタン
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by mhidehide | 2008-07-12 15:08 | その他

高校歴史教科書の集団自決問題ー国は検定意見撤回せず

 第二次大戦において、苦戦を強いられた日本軍が「一億玉砕」「生きて虜囚の辱めを受けず」などと標榜し、戦地から生還する兵隊が負い目や罪悪感を持たざるを得ない状況にあったことは戦時を体験した世代や戦後間もなく生まれた世代にとっては極めて常識的な事柄である。また、沖縄戦においては、方言で応答した県民をスパイ容疑で惨殺したり、県民を避難壕から追い出し、壕を軍隊が占拠したり、泣き声が敵に聞こえるということで赤子を殺させたり等々の軍の暴虐があったことは、当時の県民はもとより、大半の県民にとっても極めて常識的な事実といえよう。
 そのような日本軍が駐留した島々で住民に手榴弾が配られ、集団自決の悲劇が起こった。その数は千名を越すといわれている。それに対して、政府は「軍隊の強制はなかった」として教科書検定意見の撤回を拒否したのである。
それならば、軍隊の武器である手榴弾が隊長の関知しないところで大量に持ち出され、住民に配られたということになる。果たしてこのようなことが起こりうるものであろうか。
 本日付の地元紙には、集団自決の場から生き残った関係者の無念の声が掲載されていた。
更には、今回、教科書出版社の訂正申請を審議するため、教科用図書検定調査審議会が沖縄史や沖縄戦研究、軍事史などの専門家八人から意見聴取をした内容も掲載されていたが八人中、軍の強制は無かったと断言しているのは二人でしかない。
国は、11万余の県民が参加した大会の「集団自決は軍の強制によるもの」と抗議した声や自らが審議の参考にするために聴取した多数の専門家の意見にさえ耳を傾けることなく『軍の強制はなかった』という態度に固執し続けている。
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by mhidehide | 2007-12-27 23:03 | その他

県民大会

 今日、宜野湾市の海浜公園で「教科書検定意見撤回を求める県民大会」が開催された。
これは、来年度から使用される高校教科書の沖縄戦の記述のなかで、文科省が『集団自決は、日本軍による命令・強制・誘導等によるものとは断定し難い。』という見解のもとに、従来とは異なった内容へ修正したことへ抗議し、撤回を求める大会である。
沖縄戦において、日本軍が避難壕から県民を追い出し、軍が占拠したり、県民をスパイ容疑で殺したり、敵に居場所が知られるということで、泣き止まない乳幼児を殺すなどという幾多の事例をはじめ、日本軍が駐留した地域で手榴弾を住民に配り、自決に追い込んだという悲惨な事実がある。
このことは、戦争を体験した県民にとっては露ほどの疑いも無いことである。
又、戦後世代の大半の県民にしても、その事実は、身近な戦争体験者の証言、記録、遺跡、記念館、資料館等々を通じて常識となっている。
戦火のなかの軍隊は国民をまもるどころか狂気の殺人集団でしかありえないことは、アフガンやイラクで民間人をも無差別に攻撃する現状と些かの変わりもないのである。
本日の大会は、沖縄県議会を初め、全ての市町村議会において、教科書検定意見の撤回を求める全会一致の決議がなされるという背景のなかで、保守・革新の区別もない、正に沖縄の声を体現したものであり、組織労働者より、自主的に参加した一般の人が多数を占めたのではないかと私には思えた。
それは、主催者が当初目標とした5万人を遥かに上回る12万余の参加者数(主催者発表)が物語っているのではないかと思えたのである。
発言者も県知事を筆頭に、高校生、婦人、青年、戦争体験者の各階層にまたがり、全て一貫して、歴史的事実を歪曲する文科省を糾弾し、非戦を強く訴えていた。会場を埋め尽くしてなお、周辺にまで広がった参加者は、大会終了後も周辺の道路や路地に溢れ、あたりを熱気で包んでいた。
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by mhidehide | 2007-09-29 23:33 | その他

雨の一日

 先島を吹き荒れた台風7号のせいか、ここ数日、天気が不安定である。
曇天で風が強く、時たま陽がさしたかと思えば、いきなり降り出す雨。強い陽差しが無い分にはしのぎやすい日中ではあったが、それでも涼しいというわけでもなく、日がな一日、温風がふきわたっているという状態であった。(^^)、、
少々、夏ばて気味かもしれない。しばらくは山へもご無沙汰しているので、天気が回復すれば出かけようと思っているが、それも数日後になりそうな空模様である。今日は、早朝、小雨の中を1時間ほど犬を連れて散策したほかは、ほとんど家で過ごした。
思いかえしてみても、何ということもない一日。食事のほかは、新聞や週刊誌を読み、時おりデジカメを持って庭へ出たり・・・現役のみなさんに少し悪いような気がしないでもなかった(^^)
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by mhidehide | 2007-08-10 19:54 | その他

炎暑

 『今年の夏の暑さは特別だ!』
いつの頃からか、盛夏を迎えると決まってこんな会話を交わすようになってきた。暑さが骨身に応える齢になったせいであろうか。
それにしても、この頃の暑さはホントに特別に応える(^^; 沖縄は暑いところには違いないが真夏の気温はせいぜい31~32℃というのがこれまでの相場である。33℃を越すことは少なかったように思われるが今年は33℃超の日がざらだ。やはり異常な暑さには違いない。
ブログの更新も20日ほど滞っていたとは我ながら意外であった。
念願の蝶が撮れたことで、よほど気が緩んでしまっていたのだろう。せいぜい、一週間ほど更新が遅れているような感覚でいたので、改めて日付を確認して我ながら呆れてしまった。これも暑さボケのせいかもしれない(^^;
いつもは涼しげな緑の葉のツワブキも、日中は葉柄がダラリと萎れている。
庭の木陰にいても、涼風を求めることも叶わぬ猛暑が続いている。
朝夕のウォーキングでさえ、重労働の後のように汗だくになり、体中の水分がごっそり搾り取られるので、やたらに水ばかり飲んでいる。
クマゼミの合唱が猛暑ムードを更に盛り上げているが、庭のそこここで突然、息絶えたようなクマゼミの姿を見かけるようになった。
なかには木から離れた場所で、飛翔中に最後の時を迎えたようなものも見受けられる。
迷いもためらいも感じられない明快なその一生に、なにか清々しささえ覚える。
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by mhidehide | 2007-07-28 18:50 | その他