2006年 04月 30日 ( 1 )

看板に偽りアリ

教育基本法改正案が閣議決定され、国会へ提出されることが地元紙でも大きく報道された。
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f0083281_110327.jpg一昨日の琉球新報夕刊には、現行教育基本法と改正案の全文が掲載されている。
現行法11条、改正案18条から成るもので、一通り読んでみたが、私には決定的な違いは読み取れない。比較しても、現行法のどこが『危機的状況にある我が国の教育を立て直す』ことの妨げになっているのか皆目わからないのだ。
改正の狙いは、恐らく体のいい文面に隠されているのだろう。
これは憲法改正論と全く同じで、国民を欺く実に姑息なやり方だと思う。
現憲法や教育基本法は、軍国主義による戦争の過ちを再び繰り返さぬために、不戦を誓い、国民主権と平和を希求する立場を明確に打ち出して制定されたものである。
国のあり方を決める、このような重大事が、国民の関心も得られぬまま、国会で性急に推し進められようとしている。
武力で世界を支配しようとしているアメリカ政府への追従、天皇賛美国歌の押し付け、校長教頭が教員をランク付けし、その結果を人事や給与にまで及ぼす教員評価システムの導入、等々の動きをみると、日本は今、軍国主義国家へ向けて大きく舵取りをしているように思えてならない。
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by mhidehide | 2006-04-30 01:42