チリメンナガボソウで吸密するウスキシロチョウかと近づいてみればナミエシロチョウ♀だ!
ウスキシロチョウ、ウラナミシロチョウ、ナミエシロチョウは、いずれも白っぽい蝶で大きさ、飛び方なども似ていて実に紛らわしい。遠目には、ほとんど識別ができない。
チリメンナガボソウは30cm前後の長い穂に紫の小さな花をつける。蝶のお気に入りの花でもあり、形がユニークなので、この花で吸蜜している様は絵になる。
私は、てっきりウスキシロチョウだと思いながらカメラを構えた。閉翅を撮っていると表翅の模様が鮮やかに透けてみえる。ウスキ無紋型の♀かと思ったものの、透けて見えるにしては鮮やか過ぎる?
慌ててよく見れば、透けているのではなく、裏翅の模様である。はばたいた瞬間、表にも白黒の模様が・・・コレはナミエシロチョウ♀である!
ナミエは、これまで綺麗に撮れたのが無いので『ラッキ~☆』と喜んだ途端、私の動きが変わったのであろうか。蝶の動きが早くなり、シャッターを2度切っただけで逃げられてしまった。